アメリカン航空、成田/サンノゼ線を下期スケジュールから撤退。
アメリカン航空(以下、AA)は10月28日の運航で、
1991年から就航する成田/サンノゼ線から撤退する。
AAでは全路線の採算の見直しを進めており、このほど同路線の運航中止を決定したもの。
AAの日本路線では昨年10月、名古屋/シカゴ線を運休している。
AAの4月の運航実績によると、太平洋路線のロードファクターは前年比6.8%ポイント減の67.3%、
供給座席マイル(ASM)は25.8%増、旅客収入マイル(RPM)は13.7%増となっており、
方向としては供給量を増やす傾向にあるものの、採算については非常にシビアな見方をしている模様だ。
名古屋/シカゴ線の運休でも理由としたが、特に、燃油費の高騰については、
2005年はAA全体で前年比42%増、17億ドル(約1900億円)の負担増加となっており、
こうした環境も厳しい対処の背景にある。
アメリカについては現在、訪問者の増加に向けた
アメリカ連邦政府のプロモーション展開について発表され、
日本アウトバウンドの需要増に向けて弾みがついたばかり。
これに水を差す形となったが、成田/サンノゼ線についてはビジネス旅客が多く、
プロモーションへの影響は限定的と見られる。
またAAは権益維持の観点から、成田路線についてはサンノゼ線撤退後も
何らかの路線を維持することも考えられ、今後、旅客便だけでなく、
貨物便での就航も含めて注視されるところだ。
2006年 OAGエアライン・オブ・ザ・イヤー発表。
OAGの「エアライン・オブ・ザ・イヤー」に、キャセイパシフィック航空(以下、CX)が選出された。
OAGのエアライン・オブ・ザ・アワードは、世界のフリークエント・フライヤーによる投票で選出されるもの。
このほか、「アジアのベスト・エアライン」賞と「太平洋線のベストエアライン」賞も受賞した。
CXはOAG以外にも、スカイトラックス社の「エアライン・オブ・ザ・イヤー2005」、
業界誌「TTG Asia」の「エアライン・オブ・ザ・イヤー」(2005年10月)、
航空専門誌「エア・トランスポート・ワールド」の「エアライン・オブ・ザ・イヤー2006」を受賞しており、
この2年間で計4つの「エアライン・オブ・ザ・イヤー」に選出されていることになる。
またコンチネンタル航空(以下、CO)は、OAGの「ベスト・エグゼクティブ/ビジネスクラス」賞と、
「北米のベスト・エアライン」賞を受賞した。
「ベスト・エグゼクティブ/ビジネスクラス」賞の受賞は今回で4年連続、
「北米のベスト・エアライン」賞は3年連続の受賞となる。
COでは昨年のハリケーン・カトリーナで被災したCO社員に対し、
支援プログラム「We Care」を実施しており、同プログラムのマネージャーであるマリア・ベンソン氏が、
OAGの「2006年アウトスタンディング・サービス・サービス・アワード」を受賞した。
成田空港、第1ターミナル南ウイングオープンを記念して ”1000本の桜"。
成田国際空港第1旅客ターミナルビルに桜がお目見えするらしい。
これは成田国際空港会社(NAA)が継続的に実施する緑化事業の一環として植樹されるもの。
空港周辺には既に多くの桜が植樹されてきたが、
第1旅客ターミナルビル南ウイングのグランドオープンを記念し、1000本を植えることを決めた。
このうち、第1旅客ターミナルビルの1階には、
日本の風情をかもし出す場所を作り、枝垂桜を植える計画。
桜は秋・冬の植樹が適しているため、実際にの植樹するのはオープンと同時ではないが、
来年の春にはきれいな桜が外国からの旅客の迎えるとともに、
日本に帰国した人達にもほっと一息ついてもらえそうな雰囲気を作り出してくれそうだ。
日本の国花 "桜" 。
世界からの訪問客をその桜でお出迎えをする。。。
非常に素晴らしいプロジェクトなのではないでしょうか?
旅行の王道。
インフォプラントはこのほど、「ビーチリゾート」についてインターネット調査を実施、
「海外のビーチリゾートとして思い浮かべる場所」の
1位はハワイが74.8%、次いでグアムが65.0%、3位にバリが54.8%となった。
調査は4月13日から15日の3日間、20代、30代、40代、50代超をそれぞれ100名ずつ、
計400名の回答を得たもの。
調査では海外旅行先でのアクティビティは、「史跡・名所巡り」が6割で1位となり、
次いで「ショッピング」、「ビーチでゆったりする」がそれぞれ4割半となった。
また、費用については最近の経験では、
「15万円」が21.7%、「10万円」が20.3%、「20万円」が16.8%となり、
ボリュームゾーンは10万円から20万円で、この金額の間には61.4%が該当している。
また、今後の海外旅行にかける予算の目安は、
「10万円」が26.0%、「15万円」が22.8%となり、10万円から20万円はボリュームゾーンであるものの、
若干、金額の安い方に目が向いている結果となっている。
海外旅行の行き先を決定する際の重要な要素としては、
1位が「治安の安定」で58%、次いで「食事が美味しいこと」が52.4%、「景色が綺麗であること」が51%、
「料金の安さ」と「触れてみたい文化がある」が41.3%で並んでいる。
なるほど。。。勉強になります・笑
表参道国際未来空港。
成田国際空港(NAA)は本日から28日まで10日間、
東京・表参道で新生・成田空港を表現するイベント「表参道国際未来空港」を展開する。
これは表参道に以前、滑走路があったこと、
現在は流行の発信源であり、ブランドショップなどが立ち並ぶことを踏まえ、
成田空港の第1旅客ターミナル南ウイングの供用開始、
および施設内に大型免税モール「ナリタ・ナカミセ」がオープンすることにあわせ実施するもの。
パスポートに見立てた冊子に表参道エリアの店舗でスタンプを集めるラリーを展開するなど、
参加型のイベントともなっている。
「かつて滑走路であった歴史だけでなく、人々にゆめと希望を与える場所として、
成田空港と表参道は近い存在。日々、進化する空港を体験して欲しい」などと語り、
6月2日のグランドオープン、さらに第2旅客ターミナルの改装などでの利便性向上などをアピールした。
表参道に滑走路があったって?!
今熱い表参道でイベントをするあたり、おもしろいPR企画ですよね。
来月から大きく生まれ変わる成田空港。楽しみです。
アエロフロートロシア航空がスカイチームに正式加盟。
アエロフロートロシア航空(SU)がモスクワで14日、
スカイチームの10社目として正式加盟した。
ロシアの航空会社がアライアンスへ加盟する事例はこれが初めて。
SUの加盟により、スカイチームとしては1日当たり、
3億7300万人の旅客を1万5000便、728都市、149カ国で就航することとなる。
これにより、スカイチーム加盟会社のFFP会員はSUの搭乗により、マイル加算が可能となる。
SUはロシア、CIS諸国で最大規模の航空会社。
過去5年間にわたり、安全、サービスレベルの向上を図っており、
2005年10月には航空会社の安全システム評価制度IOSA点検でも高い評価を受けている。
また、日本市場向けのサービスでも、昨年12月から1機に1人の日本人通訳を乗務させるなど、
記憶に新しいところだ。
また、エールフランス航空(AF)会長兼CEOのジャン=シリル・スピネッタ氏は、
「シェレメチェボ国際空港のハブ機能により、文字通り世界各地への利便性を高める」とコメントしている。
なお、シェレメチェボ国際空港は2007年末を目処に、
SUが利用を新たな旅客ターミナルとして第3ターミナルの供用開始を控えている。
ゴールデンウィーク。
成田国際空港(NAA)が取りまとめた
4月28日から5月7日のゴールデンウィーク旅客見込みは、
前年比3.2%増の72万5900人の推計で、過去最高を予測している。
出発の第1ピークは4月29日の5万1600人で、
第2ピークは5月3日の4万9400人、第3ピークが4月28日の4万4800人で、
今年のゴールデンウィークが5月1日、2日と平日を挟んでいることから、
前半、後半にそれぞれピークを持つ形となった。
また、到着のピークは5月7日の5万1600人を第1ピークとし、
5月5日、6日と4万6200人で第2ピークとなる推計。
帰国日は、4月28日出発、5月3日出発ともGWをめいいっぱいに使った旅行という傾向。
既に旅行各社のGW予約状況も発表されているが、
帰国日の航空座席が予約しにくい状況もあると伝えられているが、
休日の範囲内で済ませるような日程、あるいは7日以降に休暇を加えた形での旅行となるようだ。
▽NAA推計 GW旅客数予測
<日/出発/到着>
4.28(金)/44,800/28,800
4.29(土)/51,600/31,600
4.30(日)/40,400/32,200
5.1(月)/33,700/31,500
5.2(火)/38,100/24,800
5.3(水)/49,400/31,900
5.4(木)/28,700/37,500
5.5(金)/24,100/46,200
5.6(土)/25,400/46,200
5.7(日)/27,400/51,600