シンガポール航空、チャンギ空港第3ターミナルの運用を開始。
シンガポール航空(SQ)は1月9日から、
シンガポール・チャンギ空港に新設された第3ターミナルの供用を開始する。
第3ターミナルは、総床面積38万平方メートル、
地上4階地下3階建てで、年間2200万人の対応が可能。
チャンギ空港全体では、年間7000万人の対応が可能となる。
第3ターミナル到着の初便は11時50分着のSQ001便、
出発は12時50分発ロンドン行きSQ318便で、
午前9時から新ターミナルのチャックインカウンターで搭乗手続きを始める。
SQは、現在利用する第2ターミナルと併用して運用し、長期的な需要拡大に対応する。
日本路線はシンガポールから成田、中部、関西、福岡を結ぶ直行便は第3ターミナルを利用する。
ただし、バンコク経由成田行き、関西行きはこれまで通り第2ターミナルからの運航となる。
また、目的地別に出発ターミナルが異なり、到着便についても両ターミナルを併用する。
乗継客向けの乗継便情報は、チェックイン・ターミナルのフライト・インフォメーション・モニター、
または乗り継ぎエリアのカウンターで案内する。
ターミナル間の移動は、空港ターミナルを結ぶスカイトレインが利用出来る。
▽シンガポール航空、目的地別出発ターミナル
・第3ターミナル:
北アジア(日本、中国・香港、韓国、台湾)、オセアニア(オーストラリア、ニュージーランド)、
北米(アメリカ、カナダ)、ヨーロッパ(イタリア、イギリス、オランダ、ギリシャ、スペイン、
スイス、ドイツ、デンマーク、フランス)
・第2ターミナル:
アジア・中東(アラブ首長国連邦、インド、インドネシア、サウジアラビア、スリランカ、タイ、
トルコ、パキスタン、バングラデシュ、フィリピン、ブルネイ、ベトナム、マレーシア、モルディブ)、
アフリカ(エジプト、南アフリカ)、ヨーロッパ(ロシア、トルコ)、シルクエア運航路線全便
日本航空、プレミアムエコノミーを成田~フランクフルト線に導入。
日本航空(JL)は2008年2月3日から、成田/ロンドン線に続き、成田/フランクフルト線に
「JALプレミアムエコノミー」サービスを導入する。
2月29日までは奇数日での隔日運航で、予約受け付け開始は12月21日。
プレミアムエコノミーサービスでは、独自に開発した前の席の背もたれが倒れてこない
「JALスカイシェルシート」と、通常のエコノミークラスに比べて20%広いシートピッチを実現。
アイスクリームやカップ麺などの間食や、シャンパン、焼酎などの飲み物、
ノイズキャンセリングヘッドフォン、空港ラウンジの利用などのサービスを機内や空港で提供している。
なお、フランクフルト線への導入を記念し、ボーナスマイルキャンペーンも実施する。
対象路線は成田/ロンドン線とフランクフルト線で、
JALマイレージバンク日本地区会員とヨーロッパ、中東、アフリカ地区でキャンペーン登録した会員。
期間は2月1日から3月31日までで、片道5000マイルをプレゼントする。
ノースウエスト航空、米国6空港で日本語アシストサービスを開始。
ノースウエスト航空は、2008年1月8日から米国に赴任および出張する日本人、
およびその家族を対象とする日本語アシストサービスを開始する。
対象空港は、日本から直行便が就航するミネアポリス/セントポール、シアトル、
ポートランド、サンフランシスコ、ロサンゼルス、デトロイトの6空港。
デトロイト空港では以前からこのサービスを実施しており、
好評であることから、新たに5空港でも展開するもの。
サービスの内容は、日本語を母国語とするスタッフがワールド・ビジネスクラスの旅客、
およびその家族を到着機の降り口から入国審査、税関まで案内、通訳を行なうもの。
また、乗継便ゲート、現地の交通機関までの誘導など、到着から空港を出発するまで、
NWスタッフが同行するきめ細かなサービスを提供する。
アメリカ、入国時の指紋採取を10指全てに拡大へ。
米国土安全保障省(DHS)は、テロ対策の一環として、
アメリカへの入国者に対して実施している指紋採取について、
対象を現行の両手人差し指の2本から全ての指に変更した。
ダラス空港では既に採取を開始しており、
2008年の早い段階でその他の9ヶ所の空港に拡大し、
2008年末までには全空港で導入する。
DHSでは、「危険人物の入国を防ぎ、合法的な旅行をより効率的にするために、
最重要な課題であった」としている。9ヶ所の空港は下記を参照のこと。
▽2008年早期の新指紋採取プログラム導入空港
・ボストン空港
・シカゴ・オヘア空港
・デトロイト空港
・アトランタ空港
・ヒューストン空港
・マイアミ空港
・ニューヨークJFK空港
・オーランド空港
・サンフランシスコ空港