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大韓航空、羽田/金浦の定期チャーター便に伝統茶「紅参茶」を導入。

大韓航空(KE)は9月17日から、

羽田/金浦の定期チャーター便の機内ドリンクサービスで、

韓国の伝統茶「紅参(ホンサム)茶」の提供を開始した。


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紅参とは、6年ものの高麗にんじんを蒸して乾燥させたもの。

一般的な高麗人参の3倍の効能があり、新陳代謝や免疫力を高めるほか、

糖尿病や胃腸疾患などの成人病、ストレスなどにも良いとされる。
 
紅参茶はファーストクラス、およびプレステージクラスでは、

機内搭載前に6時間かけて直接煮出し、香ばしく滋味深い味わいで提供。

エコノミークラスでは市販の紅参飲料を提供する。

羽田/金浦線のほか、10月から新規就航予定の金浦/虹橋線でも提供する。

シンガポール航空、A380のシンガポール/シドニー線は3クラスで合計471席。

シンガポール航空(SQ)は、10月25日にシンガポール/シドニー線に初就航する

『エアバスA380型機』のクラス構成を決定、

ファーストクラスを超える「シンガポール航空スイートクラス」が1階に12席、

ビジネスクラスが2階に60席、エコノミークラスが1階と2階に399席の合計471席とした。


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ビジネスクラスとエコノミークラスの客室設備には、

ボーイングB777-300ER型機と同様のものを導入。

シンガポール航空スイートは、エアバスからSQに初号機が納入される際に披露する予定だ。

初便は往復の全ての座席をオークションサイト「ebay」で販売し、

チャリティに寄付する。オークションは既に終了しており、ebayの取引履歴を参照すると、

例えばシンガポール発シドニー着のビジネスクラス2枚セットでは、

1万2200米ドル(約140万1800円)となったケースもあった。
 
なお、10月28日からの定期運航では、同路線の1日3便のうちSQ220便とSQ221便に導入する。

スケジュールは下記を参照のこと。
 
▽SQ、シンガポール/シドニー線運航スケジュール
SQ221 SIN 20時30分発/SYD 07時00分着(翌日)
SQ220 SYD 08時50分発/SIN 13時45分着

ユナイテッド航空、スターバックスとのパートナーシップを更新。

ユナイテッド航空(UA)はスターバックス社とのパートナーシップ契約を更新し、

今後も機内で同社のコーヒーを全クラスで提供する。


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UAでは13年前にスターバックスのコーヒーを機内のドリンクメニューに採用。

アメリカ系航空会社では唯一、同社のコーヒーを全クラスで提供するエアラインとなっている。

全日空、成田~ムンバイのビジネスジェットは「安らぎ」を最重視。

全日空(NH)は、9月1日から運航する成田/ムンバイ線のビジネスジェットで、

インドで事業を展開する日本企業15社の声を活かし、

「安らぎ」や「寛ぎ」をテーマにサービスを提供していく。

 

日本企業へのインタビューを実施し、

「機内だけでもほっとしたい」、「ゆったりくつろぎたい」という声が集まっていることから、

シートに機能を多く詰め込まずにシンプルで寛げる構造とした。

毛布は高級シルク製を採用し、ファーストクラスでも利用する

ラベンダーのアロマオイルサービスを提供する。

また食事でも、「インドでは食べられなくなるものを食べたい」、

「やっと日本のものが食べられる、というものを」などの意見に基づき、

暖かいごはんと味噌汁、漬物を毎食提供できるようにした。

洋食でも日本の香草を使用し、「日本を感じられる」ように工夫しているという。

さらにアメニティポーチも、ウェットティッシュや靴磨きなど、

「実際にインドで必要になるもの」を揃えた。

羽田/虹橋チャーター便、開始日が35周年記念日の9月29日に決定。

国土交通省は羽田/虹橋間のチャーター便について、

運航開始日を冬柴大臣が当初言及していた10月8日を前倒しし、

9月29日とすることを決定した。

 

「9月29日」は日中共同声明が署名された日にあたり、国交正常化35周年記念日にあたる。

運行開始日について冬柴大臣は今年のカレンダー上で9月29日が記念日、

30日が日曜日にあたり、10月1日から7日が中国の祝日にあたり、

初めて仕事をする日が10月8日であることから、35周年と関わりあると説明していた。

29日に冬柴大臣は記者会見において、

「初便に搭乗したい」とコメントし、中国側の努力を歓迎している。

全日空、成田~ムンバイ線にビジネスジェット就航へ。

全日空(NH)は9月1日から、成田/ムンバイ線にビジネスジェットを就航する。


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NHはこれを前に東京・六本木で8月2日、

国土交通省総合観光政策審議官の本保芳明氏や

外務省アジア大洋州局審議官の佐渡島志郎氏、

インド大使館一等書記官のB.P.パンディ氏らが出席し、就航記念セレモニーを開催した。
 
セレモニーで、NH代表取締役副社長の伊東信一郎氏は、

「ムンバイは、インドの商業や金融の中心、かつ『西の玄関』であり、日本人も大勢いる」と、

就航地ムンバイの重要性に言及し、固い需要があるとの見方を示した。

さらに、昨年末に日本とインド間の観光分野で合意した

「日印観光交流拡大のための共同声明」に盛り込まれている

2010年に交流人口を2005年の約16万人から倍となる30万人に増やす、

という政策的な目標にも「貢献したい」とした。
 
今回就航する機材はボーイングB737-700ER型機で、機内はビジネスクラスが36席。

エコノミークラスのモノクラスであれば136席となるスペースに、

36席のビジネスクラスを配置することで、

最大で約155センチのシートピッチを実現するなど、ゆったりとして快適な空間を確保した。

また機内食やエンターテイメント機器についても、

伊藤氏は「贅を凝らしたつくり」で、「ムンバイだけでなくインドへ、またビジネスだけではなく、

観光にも利用して欲しい」という。

また、機内食では、「ANA TODAY'S SELECTION」として

グレードの高いワインをその都度厳選して用意するほか、

和食や洋食の枠にとらわれない「安らげる日本の味」を提供していく。
 
また佐渡島氏は、「インドは万葉の頃から日本の一つの理想郷であった。

翻って現在は結び付きが小さいが、逆に言えば伸びしろは大きいということ。

昨年12月に日本とインドの発着枠が42回に増えたのは大きい」と語り、

その状況の中で、全日空によるビジネスジェットの就航が

日印交流強化の一助になる、という期待を示した。

関西空港、2本目の滑走路の運用開始。

関西国際空港の第2滑走路が8月2日、供用が開始された。

着陸した1番機の日本航空(JL)728便バンコク線を関空社員らが総出で歓迎、

出発の1番機の全日空(NH)951便杭州線も出発し、

「24時間フルオープンの空港」の運用が始まった。


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関西国際空港代表取締役社長の村山敦氏は先ごろ、

2本目の滑走路の供用に伴う今後の路線拡大等について、貨物に力点を置き、

旅客は「西日本のゲートウェイ」として「アジアと西日本を結ぶ空港」としていく考えを示している。
 
このうち、旅客は北米路線でサンフランシスコとデトロイトの1日2便に留まり、

関空ではこの点について課題として認識。

アメリカ路線の減便はアメリカ総領事も課題としており、関空会社と総領事、

旅行会社などが航空会社から現状を聞くなどして、方向性を検討しているところ。

代表取締役副社長の平野忠邦氏は7月の業界紙との会見において、

「就航を検討している航空会社もあるよう」と改善への方向性を匂わせたものの、

航空会社の経営状況から大きな増加は北米に限らず厳しい側面もある。

その一方で、アジア・ゲートウェイ構想などで関空への就航への門戸が大きく開かれるなどチャンスもある。
 
これまでも関西空港の利用促進で後押ししてきた関西経済連合会は7月27日、

第2滑走路の運用開始を前に、改めて利用促進を強化すると宣言。

「関空利用促進宣言」に賛同する1275社に対して関空の利用促進を求めているほか、

東京発の海外出張についても、「羽田/関空/海外」の路線活用などを促している。

カンタス航空、成田空港にビジネスクラス旅客対象のラウンジを開設。

カンタス航空(QF)は7月31日、成田国際空港第2ターミナル・サテライトに、

カンタス・ビジネスラウンジをオープンした。

QFが成田にラウンジを開設するのは初めてのこと。


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QF日本支社長の荻野雅史氏は、

「1947年に日本に初就航以来、60年という節目の年にラウンジを開設でき、光栄だ。

カンタス航空はサテライトの利用が多く、(ラウンジの)ロケーションも便利」と、開設の喜びを語った。

また、来賓として駐日オーストラリア大使のマレー・マクレーン氏が

「カンタス航空の就航60周年と同時に、日本とオーストラリア間の通商協定調印から

50年目を迎える年でもあり、日本は常にオーストラリアの最大の貿易相手国であった。

今後も自由貿易協定の交渉などを通じ、新たなビジネスの道が開かれ、

ビジネストラベルが増えていくことを期待する」と祝辞を述べた。
 
QFのラウンジは第2ターミナルサテライト出発コンコース2階に位置する。

先ごろシドニー、メルボルンのラウンジをリニューアルしているが、

各地のラウンジと統一感を持たせ、現代的なデザインを採用。

座席数は164席で、ベンチシート、複数の型の椅子をそろえ、

テーブルも丸と長方形と二つを用意している。

また、シャワーブースが4室、42インチのプラズマテレビ2台あり、

パソコンの利用は無線LANサービスがあるほか、パソコン13台とパソコン電源を用意している。

 
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なお、QFの成田発の便は全てナイトフライトで、QF利用客は夕方となるが、

オープンは終日とする計画。今後、ラウンジを持たない航空会社の利用を働きかけていく考え。

なお、現在、カンタス・ビジネスラウンジの利用はQFのビジネスクラス利用者、

カンタス・フリークエントフライヤーのプラチナ会員、ゴールド会員、

カンタスクラブ会員とその同伴者1名。

また、ワンワールド加盟航空会社便の成田発国際線を利用する

ワンワールド・エメラルド会員、サファイア会員とその同伴者1名。

スターアライアンス、ロサンゼルス空港に北米初のラウンジをオープン。

スターアライアンスは7月17日、ロサンゼルスのトム・ブラッドレー国際空港に、

同空港に就航する加盟航空会社用のスターアライアンスラウンジをオープンした。

 
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同アライアンスとしては北米における初のラウンジで、

それぞれの航空会社が活用していた12のラウンジに代わり設置されたもの。

1400平方メートルの面積は世界のスターアライアンスラウンジの中で最大規模となる。
 

ラウンジはターミナル5回の保安検査場に隣接し、264名を収容可能。

食事や飲み物を提供し、シャワー設備も用意。

無料の無線LANや電話、ファックスなどのビジネスサポートの施設も完備した。
これにより、同アライアンスのラウンジは、

スイスのチューリッヒ空港、中部国際空港とあわせ、計3ヶ所となる。

2008年にはロンドンのヒースロー空港第1ターミナルと

パリのシャルル・ド・ゴール空港第1ターミナルにもオープンする予定だ。

日中航空協議、羽田/虹橋間の10月8日就航に向け作業に着手へ。

6月27日から29日にかけて、日中航空当局間協議が開催された。

この席上で、大臣会合で明らかにされているが、

10月8日をめどの就航に向けて作業を進めていくこと、

発着時間や運航する企業の決定を早急に行うことで合意した。

 

国土交通省では実施企業の選定について

「羽田/金浦間の例に則る」(国際航空課)としており、今後、運航する航空会社の選定に入る。

また、発着時間については羽田、虹橋ともに混雑する空港であることから、

双方ともに調整をしながら発着時間を決定していく。
 
このほか、北京オリンピックに向けた臨時チャーター便については、

今後の話し合いのスケジュールを確認したことで留まり、

就航に向けた時間軸の合意などまでは踏み込んでいないようだ。

オリンピックに向けては時間的にも余裕があることから、徐々に担当者間で調整をしていくという。