東京にある旅行会社のblog -4ページ目

入国管理局、成田空港に自動化ゲート設置し、正式運用開始へ。

法務省は11月20日から施行する改正出入国管理法に伴い、

成田空港において自動化ゲートの運用を開始する。


20071031
 

これは成田空港を利用する日本人、外国人共に実施するもの。

利用を希望者は、利用前に日本人は指紋、外国人は指紋と顔写真による

個人識別情報を提供し、登録する必要がある。

登録は東京入国管理局、および成田空港の第1、第2旅客ターミナルの

東京入国管理局成田空港支局で受け付ける。

手続きは申請書、旅券を提出し、人差し指の指紋を提供する。

これにより、旅券に登録済みスタンプを受け、登録手続きが完了する。

利用にはゲート入り口前の旅券リーダー(写真:黒い円のある円柱)に旅券をかざし、

認識、確認された場合にゲートに入場ができる。この際、ゲート内で指紋を提供し、

登録者であることが確認されると、ゲートの出口が開き、出国、または入国できる。

なお、このゲートを利用した場合、スタンプを押さないため、出帰国の記録は旅券に残らない。

法務省は既に1月から、空港手続きの電子化に関する

実証実験「SPTトライアル2007」として準備を進めていた。

成田空港、両ターミナルで内際乗り継ぎ施設を整備、乗継時間短縮へ。

成田国際空港(NAA)は、2008年の初夏までの間に、

第1と第2の両ターミナルで「内際乗り継ぎ施設」を整備し、MCTの短縮を実現する。

 

この施設は、国内線で到着した旅客を対象に、国内線到着ロビーを出た後、

隣接して設置するハイジャック検査施設や出国検査などを通過し、

国際線出発ロビーを経由せずに出発ゲートに向かえるようにする。

供用開始は、第1ターミナルが2008年春、第2ターミナルが2008年初夏を予定している。
 
短縮する距離は、第1ターミナルでは、

例えば国際線56番ゲートに乗り継ぐ場合、720メートルから180メートルとなる。

また第2ターミナルでは、63番ゲートを例とすると、980メートルから150メートルまで短くなる。

NAAによるとMCTは、第1ターミナルの全日空(NH)の場合、100分から45分に、

第2ターミナルの日本航空(JL)の場合、100分から60分となる予定だ。

シンガポール航空のA380型機、初の商業フライトがチャンギ空港を出発。

シンガポール航空(SQ)のエアバスA380型機の初となる

商業フライトがチャンギ空港ターミナル2から、現地時間8時にシドニーに向けて出発した。


20071025


このSQ380便は往路、復路とも、インターネット・チャリティ・オークションで販売、

売上げは約190万シンガポールドル(約1億5000万円)を記録した。

このチャリティ・オークションでシンガポール発シドニー行き

「シンガポール航空スイート」座席のパッケージを10万380 米ドル(約1200万円)で購入した

オークション最高額落札者はオーストラリア在住のジュリアン・ヘイワードさんであった。

搭乗旅客の国籍は35ヶ国で、最も多いのはオーストラリア人の28%、シンガポール人の11%、

イギリス人の11%、アメリカ人の8%の順となった。男女比は男性7割、女性3割。
 
シンガポール航空当局は6800万シンガポールドル(約53億円)を投資し、空港施設を改良。

今回の就航を記念し、チャンギ空港のターミナル2では11月5日まで

断続的にイベント開催を予定しており、

A380型機就航までの軌跡、旅客参加型のゲームなどを予定している。

フィンランド政観、今年も自由ヶ丘にフィンランドカフェをオープン。

フィンランド政府観光局は10月1日から11月3日まで、フィンランドカフェをオープンする。

既にオープン後、半月が経ち、平日は約200名、週末には500名以上が来店するほど賑わう。

客層は女性が多く、8割近くが20代から40代の女性で占めているという。
 
オープン期間中は店内で、各種イベントも開催。

デザインに関するセミナーや、テキスタイルやクリスマスオーナメントなどの

ワークショップなどを予定している。詳細は下記のホームページへ。

▽フィンランドカフェ http://www.finlandcafe.com/

エジプト航空、スターアライアンス加盟へ。

スターアライアンスにエジプト航空(MS)が加盟することとなった。


20071018

スターアライアンスは今回の加盟方針により、中東、アフリカのネットワークを拡充することとなる。

MSは現在、保有機材48機、44ヶ国、60都市に就航。

MSの加盟によりスターアライアンスの路線網は、MS以外に加盟を表明している航空会社とあわせ、

新たに9つの空港へのアクセスが増え、161ヶ国944都市、1日1万7700便の規模となる。
 
MSはこの5年で大きく改革を進めており、アフリカ、中東で最も優良な航空会社の一つとされている。

正式加盟は1年半以内をめどとし、

スターアライアンスが推進する「Under One Roof(一つ屋根の下)」の構想のもと、

カイロ空港の新たな第3ターミナルに集結する。

シンガポール航空、A380の「シンガポール航空スイート」を公開。

シンガポール航空(SQ)は10月15日、

エアバス380第1号機を受領し、機内設備を公開した。


20071016
 

注目の「シンガポール航空スイート」は全12席で、

スライディングドアで仕切られた個室となっており、座席幅は約1メートルを確保。

座席とは別にベッドを装備し、就寝時には客室乗務員が、

フルサイズベッドと羽毛布団、クッションを用意する。

カップルでの利用の場合、オプションで中央2列の座席をダブルベッドとして利用することも可能だ。
 
また、ビジネスクラスは座席幅を86センチメートルとゆとりあるサイズを設定。

フルフラットにリクライニングできるほか、全60席を通路に面した配列にして、

4列(1-2-1)のどの座席からもすぐに通路に出られるように設置している。

また、軽食と社交の場として「パッセンジャーコーナー」も用意する。

日本航空、国際線にプレミアムエコノミー導入。

日本航空(JL)は国際線に「JALプレミアムエコノミー」を設定、

12月1日から東京/ロンドン線で開始し、08年後半には東京/パリ、フランクフルト線に導入する。


20060606


座席には新たに「JALスカイシェルシート」を設け、

リクライニング時に背もたれが後部に倒れない構造を採用したほか、

シートピッチは従来のエコノミークラス(Yクラス)より約20%拡大。

A4サイズのノートパソコンの置ける大型テーブルや電源を設置するなど、ゆとりあるつくりとした。

また、専用チェックインカウンターを設置し、

空港ラウンジや荷物引取りの「JALフライトキャディサービス」も利用可能とするなど、

サービス面でも差をつけた。
 
利用可能運賃はYクラス普通運賃、JALエコノミーセイバーフレックスと、

新たに設定した専用運賃の「JALエコノミーセイバープレミアム」で24万7000円から。

「JALエコノミーセイバー」で往復3万円、片道1万5000円の差額で設定している。

座席数はロンドン線のボーイング777-300ERの場合、従来のYクラスが220席のところ、

プレミアムエコノミーを44席、Yクラスを156席と20席減少となるが、

イールドを高めることで、年間の営業利益で40億円の効果を見込む。

羽田~虹橋間、運航開始。日中国交正常化35周年のシンボル事業に。

羽田~上海・虹橋空港間のチャーター便運航が開始され、

9月29日に冬柴鐵三国土交通相などが出席し、式典が開催された。


20070929  20070929
 

冬柴国交相は「羽田、上海ともに中心地から近い空港を利用し、

新たな日中の架け橋として欲しい」と語り、

「ビジット・ジャパン・キャンペーンの加速、2010年の上海万博の戦力になる」と

シャトル便の運航開始に期待感を表明。

日中国交正常化35周年の当日に運航が開始されることにも、

「まさに署名の日からちょうど35年目にあたり、

両国の35周年のシンボルとしてふさわしい」と喜びを示した。
 

初便を運航する全日空(NH)の代表取締役社長の山元峯生氏は、

羽田/上海線について「今後は両国の動脈として活躍してほしい。

最新鋭機を投入し、安全運航をしていく」と祝辞を述べ、

初便に冬柴国交相、鈴木航空局長などが搭乗、247席満席で運航した。
 
また、日本航空(JL)は1972年に日中政府要人を乗せたチャーター便、

パンダ輸送のチャーター便の運航を行った。

その後、1974年から羽田、大阪、上海、北京のルートで運航を開始、

今回のチャーター便運航で新たな日中間の航空路の歴史になるという考えを示した。

なおJLは全223席のうちビジネスクラス23人、エコノミークラス203人で運航した。

大韓航空、羽田/金浦チャーター便のシートをリニューアル。

大韓航空(KE)は羽田/金浦間の定期チャーター便の

プレステージクラスとエコノミークラスのシートを刷新する。


20061028


プレステージクラスでは貝型のバックシェルタイプを使用。

隣の席との間に仕切りを設置してプライベート空間を強調した

「プレステージプラスシート」に新調し、61席を設置する。

エコノミークラスもパーソナルモニター付きの新シートに変更。

両クラスともAVODシステムを搭載し、フライト中に50以上の映画やテレビプログラム、

音楽、ゲームなどを楽しめるようにした。
 
なお、同便の使用機材はB747-400型機で、標準座席数はファーストクラスが12席、

プレステージクラスが61席、エコノミークラスが262席となっている。

日本航空、上海(虹橋)チャーター便で”ファーストクラス向けサービス”を強化。

日本航空(JL)は9月29日から運航を開始する羽田/上海(虹橋)の定期チャーター便で、

10月28日からファーストクラス(以下、Fクラス)のサービスを実施する。


20060606

 

運航当初の使用機材はB767型機での2クラス制だが、

10月28日以降はB747-400型機に変更し、

Fクラスが12席、ビジネスクラスが69席、エコノミークラス303席の計384席で運航する。

Fクラス導入に伴い、羽田と虹橋の両空港で、ファーストクラス専用のカウンターを設置。

ラウンジも提供する予定で、現在、両空港で専用スペースを確保するため、調整中だという。